レイトショー

金曜日、旦那が帰宅してから近所のイオンの新しい映画館のレイトショーに行ってきました。
前のブログにも書きましたが、もう一回鰤映画見ようか「ウォーリー」を見ようかと散々迷った末に、「ウォーリー」を見る事にしました。

・・・実は、映画館の前に立つまでは鰤映画と決めていたのですが、映画館のモニタで「ウォーリー」が流れてるのを見て、気持ちが変わりました。だって、このタイミングを逃したら私はきっとこの映画見れないと思ったからです。

その前にイオンのフードコートで晩ご飯を食べたのですが、前に旦那に一口もらって美味しかった石焼きカルボナーラ炒飯を食べました。でも、美味しいけど私的には一人前全部いくとくどい・・・（苦）
石焼きビビンバ炒飯にも惹かれたので、そっち選んでカルボナーラ食べた旦那と半分こすれば良かったと後から後悔しました(ﾉ_･｡)

さて、ご飯食べて、チケット買ったら映画館前のゲーセンでまったり時間つぶしです。

でも、この日は何にも取れませんでした。

しかも、ものすごーく上手いこと横になってた景品がギリギリ隅に立ってしまって、あと一突きで落ちるかな〜・・・と、もう百円投入したのにまさかの元の位置(￣□￣;)

ぱたんと倒れて最初と全く同じ位置に納まりやがってガッカリです・・・。
そして、Answer×Answerはバージョンアップ中のようで使えないし、残念です。

旦那は旦那で、何故かどこぞのちびっ子と張り合って景品掬ってたり、一度駐車場に行くといい思い切り映画館の方に歩き出したり、エスカレーター下りるだけなのに映画館まで戻るのに迷ってたりと、方向音痴なところを見てしまったり（まさかマジボケだとは思わなかったよ）ですが、とりあえず合流して、飲み物買って、私は一足先に中に入りました。私のが上映時間早かったので。

ウォーリーは三月頃に映画館で予告を見てからずっと観ようと思っていたのですが、想像してたのとだいぶ違いました。切なくてでもほのぼのした話なのかと思ったら、思いの外大人向きです。いろいろ考えさせられました。

CMなんかでもやってる通り、700年地球で独りぼっちだったウォーリーが宇宙からやって来たロボットのイブと出会って、ロボット同士の仄かな恋がメインのお話なのかな〜と思ったら、寧ろ私は回収されたイブを取り戻しに宇宙に行ってからの方が、印象に残りました。

ゴミに覆われて汚染された地球を捨てて700年経った人類の姿が怖かったです。
全部機械化されて生活を全て機械に管理され、何かに何までロボットにお世話してもらって、動く椅子に乗ったままずっと過ごしていた人類は自分で立って歩くこともままならない肥満体になっていて、椅子に座ったまま順路を並んで移動していく姿や、決められた時間に出された食事を一斉に摂ってる姿なんかはまるで家畜のようでゾッとしました（汗）

さすがに宇宙で何百年も暮らす技術なんてまだまだ得られないでしょぅが、何もかも機械化されて楽な生活して肥満化してくってのは、遠くない未来に十分考えられそうで・・・便利すぎる世界も考え物なのかな、今だって十分に楽な生活して自分も体力落ちてるのは自覚してますし^^;

ウォーリーが見つけてイブが回収した植物と人類の地球への帰還を巡ってのストーリー展開は全然予想してなかったので楽しめました。

すごいなと思ったのは、ウォーリーとイブ。セリフのほとんどが「ウォーリー」と「イブ」だけで、後は「命令」とか「ダメ」とかほんの数種類のセリフしかないし、ロボットだから顔の表情も大きく動かせないのに、ちゃんと喜怒哀楽の気持ちが伝わってきました。寧ろ、大げさすぎるアニマルもののCGアニメよりも控えめに主張してて私は好きです。

でも、主役たちよりもウォーリーの汚した後をずっと黙々と掃除しながら突いてきたちっこいロボットが可愛くてお気に入りですvv
あの子のグッズなら欲しいと帰りに売店のぞいて行こうかな〜と思ったら、レイトショーが終わったときには売店どころかイオンすらほぼ閉店状態でした。
イオンは完全に閉まってましたが、ジャスコは閉店まで30分以上あったのに、すでにお片づけ状態に入っていて、ゴミ袋持った店員さんが歩いてたり、すでにお掃除が始まってたりで居心地悪かったです・・・。

あ、あと、いくらゴミに覆われた地球が舞台だからって、ウォーリーの相棒をゴのつくあいつにしなくてもいいと思うんです・・・。カサカサ足音立てながらウォーリーの身体をはい回るシーンや、劇場の大画面にでっかく映し出される姿を見るたびに、ホラー映画でも見るような顔で目を背けていたのは私です・・・。