疑惑の年明け その２

四日に病院が終わった後、実家に寄って親にも一応の事情を話しておきました。
実家の隣の奥さんも、今は普通に生活してらっしゃいますが、1〜2年ほど前に乳ガンになって一時は危なかったのです。さらに十年以上前、叔母も乳ガンになっているのであまり遠い世界の話ではなかったから検査を待つまでの日も怖かったです。

検査するなら早いほうが良いと10日に予約を入れていたのですが、ホルモン剤を服用中、生理がきてしまって、検査の日がちょうど3日目くらいになってしまったのです。
マンモグラフィーの技師さんや先生に相談したところ、検査は延期と言うことになりました。
生理中でも検査出来ないことはないそうですが、胸が張っている時期なので検査の痛みがさらに増すし、撮った写真も白くなってごく小さなガンを見落とす可能性があるのだそうです。
そんなわけで、２週間後に予約し直して、昨日がその日だったのです。

もちろんマンモ初体験です。
テレビとかラジオとか雑誌とかの乳ガンの話題で見かける体験者のお話でかなり痛いらしいというのが頭にあって、検査自体もかなりドキドキでした。
左右の胸をそれぞれと縦と横に潰して計4回撮影しました。
台に胸を乗せて挟んだ後、我慢出来る限り薄く撮れるように締めてゆくのですが、確かに痛いです>_<
片方ずつ撮るので、撮らない方の胸が引っかかるのでそれを片手で押さえて、もう片方の手は掴むところがあるのでそこを掴んで痛みをぐっと堪えます。
でも、技師さんが「薄く撮れるほど鮮明に写るから我慢すればしただけ返ってきますよ」と言われたのでいっぱいまで我慢しましたが、急に息が詰まりそうになる瞬間もありました。
撮影した後、胸の締め付けが無くなるとほっとして後ろにふらっと倒れそうになりました（汗）

・・・と、ここまで痛い痛いと書きましたが、私は特に痛みに弱い方で、その私でも我慢出来ないほどの痛みではありませんでしたから、実際に検査を受けてみたら「それほどでもない」と言う方も結構いるのではないかと思っています。

ちなみに、技師さんのお話だと、やはり若いほど普段から胸に張りがあるので痛いのだそうです。
お年を召された方の方が痛みは少ないらしいです。
あと、乳房の付き方にも個人差があるので、どちら側のどの角度が一番痛みを感じるかと言うのもまちまちなのだそうです。

私はやはり右の乳房のほうが少し大きいようです。
マンモを撮ったときも左の方が薄く撮れたそうです。
でも、片方だけ大きいのは乳腺の量の違いである場合が多いのだそうです。私もそうでした。

マンモを撮った後、診察なのですが、昨日は先生が手術中で２時半の予定が１時間以上待たされました。
昨日は、前の記事で書いた、乳ガン経験者の叔母が一緒に来てくれたのでしゃべったりしていて一人で待っているよりも気が楽になって助かりました。感謝（−人−）

そして診察です。
まず触診をしてもらって、それからマンモで撮った写真の説明を受けました。
結果は異常なし。乳腺も綺麗だと言われました。やれやれ、一安心（*^_^*）

優しくてお話ししやすい先生だったので、これまで不安だったことや疑問だったこと、あと、ネットとかでやり方を調べて自分で触診しても、実際には「しこり」というのがどういう感触のものでどの辺りをしっかり調べたらいいのかとかよくわからなかったのでその辺も教えて頂きました。

それで胸に感じた違和感は生理前で胸が張っていたからだと言うこともわかって良かったです。

でも、最近は乳ガン多いので、こまめに自分で触診をして、年に一度は検診を受けた方がいいのかなと思いました。

痛い痛いって書きましたが、実際にやってみるとそんなに怖いものではなかったです。
不安のある方もない方も、一度、検診受けてみるのもいいのではないかと思いました。
乳ガンは早期発見出来れば出来るほど治る病気ですから(^^)