民間療法

金曜日の某番組のレンコンなのですが・・・今日、酷い目に遭ってきました・・・。

実家に行ったのですが、まだ咳が続いていてゲホゲホしていたら母が「レンコンあるから飲んでみる?」とか言い出したのです。そーいや母もあの番組を見ていて「レンコン飲め」とメールしてきたし、何より・・・母は健康とかに関することはすぐに影響を受けて試す人だというのを忘れていました・・・。

私はそんなの飲んでも絶対に良くなるわけないと固辞したのですが、「レンコンはアクがあるから飲みたくない」と言えば「一晩水にさらしてたから大丈夫だよー」とか言うし、「昔から薬でも医者でも咳だけは治らなかったからやだ」と直球で拒否しても「でもこれで治ったらいいでしょ。民間療法民間療法♪」と、勝手にレンコンすり下ろして絞って用意されてしまいました。

お試しっつーことでコップにほんの少しだったのですが、なんかすごーく美味しくなさそうな色・・・なんかすごーく嫌な予感のする色・・・実際、ものすごく嫌な予感が胸を過ぎったのですが、思い切って飲みました。

ぐはっ!!!!!(￣□￣;)

一口飲んで固まりました。でもその時にはすでに二口目が口の中に・・・。

確かに一晩水にさらしてあったのでアクは薄くなってましたがそれでもまだアクが残っている・・・と、ゆーか、ただすり下ろして絞っただけなので薄いアクの味しかしない・・・味は薄いアクの味なんだけど液体は妙に濃ゆいような感じで・・・絞りたてだからなんか生ぬるい、そして微妙に粉っぽい・・・。お試しと言うことで二口でなくなる量でしたが二口目を飲み込むのに相当ためらいました。
でも口に残留させておくのもすごく苦痛なのでとにかく胃袋に追いやってしまえと頭では分かっているのに喉に流れていかない・・・っつか、飲み込めない・・・。

それでもやっと飲み込みましたよ・・・。

声にならない声を上げてじたばたと意味もなくその辺のたうち回り、丁度母がひじきの煮付けを作っていて「口直しにどう?」と言われてガツガツと食べました。

なんとゆーか・・・ガツンとくるインパクトこそないのですがじわじわチクチクと不快感のある嫌な味でした。

そして、その後買い物に出たのですが、どうもそのレンコンの絞り汁が身体に合わなかったらしく、
咳は治らず腹が壊れました。
滅多にそんなことはないのですが、行く先々でトイレに駆け込む羽目になりました・・・。

そんな私に母が言った言葉と言えば「そんなに不味かったのによく飲み干したねえ・・・」って・・・。

おっ、おのれが無理矢理飲ませたんだろ!!(￣□￣;)

それに、主婦なもので知ってるんですよ・・・。

今、レンコンって結構高いんだって・・・。

野菜の高いこのご時世、絞り汁とはいえ残したらもったいないじゃないですか。←貧乏くさい

あ、それから番組ではコップ一杯くらいの絞り汁を飲むといいと言ってましたがレンコンの絞り汁をコップ一杯用意しようとしたら相当の量のレンコンを消費することになって下手すると薬買ったり医者に行く方が安くなりそうです(^-^;

ま・・・まあ、試す方もいないと思いますが・・・。

私は当分民間療法はこりごりです・・・。